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ZINE『みなもの底で今日もうたう』/六月の桃

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『みなもの底で今日もうたう』/六月の桃

"六月の桃"による初めてのZINE。
MOLE FACTORYのリソグラフにて印刷、
また装丁やデザインもさせていただきました。

作者様のご意向を汲み、
「文字が綺麗にみえるレイアウト」
を意識して制作。

余白や行間、文字間にこだわり
書き手の繊細な雰囲気や
言葉になりきらない想いなどが
その空白から滲み溶け出すような
仕上がりになっているかと思います。

表紙と1ページ目の間には
トレーシングペーパーを挟むことで
より柔らかで幻想的な印象に。

表紙、裏表紙のイラストは
元は作者本人が絵の具やクレヨンなどを用いて描いた作品。
今回はアートとしての遊び心も加えられたらと思い
リソグラフで印刷し、原画を再現しました。


〜以下スタッフあや乃のちょっとした感想文〜

日常の中の美しい一瞬一瞬を
繊細な言葉で丁寧に綴った一冊。
読んでるだけで、文章がなんだか
キラキラして見えるんだけど
変に主張の激しい光ではなくて
どこか儚げな光なんだよな。
でも強く灯ろうとしている姿が
読んでいて愛おしくなる。

詩や散文、日記に短編小説などなど
文体もさまざまで、なんて奥行きがある人なのかと
ため息が出てしまう。

あとエッセイなど読んでいていつも思うのが、
美味しいものが好きな人たちは
言葉の選び方にもあたたかみがあるなぁと。
読んでるだけで内臓からあったかくなる(気分になる)

私、脚本家の坂本裕二氏がとても好きなんですが。
後半にかけての日記はまるで
そんな一本の映画を観てるような気分になりました。

序盤から終盤にかけての
気持ちの変化のコントラストがなんとも……。
人によっては、結構心にクる。

私なんかは、そんな質のいい恋愛を
してきたわけでもないので、自分を重ねたりとかは烏滸がましくて出来ませんが、それでもどこかで重ねてみてしまうよなあ。
切なくて苦しい共感こそ、1番人の胸を打つ。

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